●染み抜きできないパターン●
1)劣化が著しいもの
汚れて変色しているように見えますが、浴槽FRP自体が劣化している典型の浴槽です。
艶や水弾きが無く、手触りが悪い状態です。
その確認方法として:研磨剤で艶が戻らない浴槽は劣化していると言えます。
このような場合は 染み抜き不可 で、塗り替えたり交換することが一般的です。
2)人造石、石調の浴槽
厚みのある、重厚感のある浴槽ですが、樹脂の厚みがあるために経年すると黄色く変色することがあります。
汚れではなくプラスチック自体が変色しています。
研磨再生も困難な為、塗り替えることが一般的です。
3)傷が多い浴槽は判断が難しい
部分的に染みがあるわけでもなく、全体が薄汚れている場合です。
このような場合は、染み抜き洗剤でお掃除する前に研磨剤にて全体の小傷を取り滑らかにしましょう。
研磨により染みが取れる場合があります。
残った染みは、弊社の染み抜き洗剤セットで染み取りしましょう。
●染み抜き可能なパターン●
浴槽の貯め水の水位のところにある汚れで、かつ、浴槽が新しい場合です。
弊社の染み抜き洗剤セットでお掃除ができます。
ユニットバスパネルのカビ染みです。かなり改善されます。
素材の材質にもよりますが、裏側からのカビでなければ染み抜きできます。
弊社の染み抜き洗剤セットでお掃除ができます。
ユニットバス壁についた染み汚れですが、まずは、水垢クリーナーでお掃除してください。
弊社の水あかクリーナーでお掃除ができます。
パネルに染みが残る場合は、 弊社の染み抜き洗剤セットで染み取りしてください。
複数の洗剤を使用してお掃除します。
こんな青い染みには注意が必要!
【 浴槽に青い水シミができた 】
まれに、排水管等から銅の成分が流れ出て、浴槽に青い水染み(青銅)が出来る場合があります。 もっとも、染み抜きが難しいパターンです。
> 必要な洗剤 >>>
1)染み抜き剤A(アルカリ性)
2)漂白助長剤B
3)中和漂白用(酸性)、弊社 トイレクリーナー300ml
以上が使用する洗剤です。
浴槽染み抜き洗剤セットの他にトイレクリーナーが必要です。
> お掃除の手順 >>>
1)浴槽全体をシャワーで散水し、汚れを洗い流します。
2)ゴム手袋を着用し、洗面器に洗剤を 1:1 の割合で浴槽染み抜き洗剤セットを混合する。
染み抜き剤A:漂白助長剤B=1:1
3)スポンジに洗剤を取り、擦り洗いする。
4)キッチンペーパーに混合した洗剤をタップリと湿らせ、染み部分に貼り付け湿布する。
5)5〜6時間以上放置してください。
6)キッチンペーパーを回収し、浴槽を水洗いして洗剤をキレイに洗い流す。
この時、青銅色の部分は、茶色く変色しています。
7)キレイな雑巾にトイレクリーナーを湿らせ、シミ部分を拭き掃除し、中和させる。
8)ある程度拭き掃除したら、水洗いする。
この時、青銅色に戻るようなら染み抜きを繰り返します。
青銅色は薄くなっているはずです。
9)3)〜8) を繰り返し、染み抜きします。
※染み抜きは繰り返しおこなう必要がある場合があります。
※改善されなければ洗浄を中止し、弊社までご相談ください。
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